帥仙の頭がおかしくなった、とか 2008/09/16 (Tue)

「おい。」
「んー……」
「おい起きろ。」
「んん～…？」
(ざ ば っ)
「だッ！？」
「おはよう。」
「みっ？　水！？」
「正解。さてどうしてお前は水ぶっかけられたんでしょう。」
「…ッ、アンタの虫の居所が悪ィからだよ！」
「ふ～ん。まぁソレもありっちゃありかもな。ンじゃ俺の虫の居所が悪いのはなんで。」
「知るか！！」
「いや？お前の知ってる事が原因だ。」
「知 ら な い ね」
「本当か？ 何も心当たりが無い？」
「何も！朝メシでも不味かったんじゃねえの。」
「それは"お前の知ってる事"か？」
「ざっけんな！何しに来たんだアンタ 回りくどい説教してねえでとっとと罰則なり言いつけりゃいーだろ！」
「質問に答えろ。お前は逐一こうだと言われなけりゃ何にも解らない餓鬼なのか？」
「質問！？　ハ。ミーティングサボって寝てたからですごめんなさいって言わせてぇんだろ、そういうのァ質問て言わねえんだぜ？」
「今は謝れとは言ってない。如何して水かけられたんだって訊いたんだ。」
「だから！サボって寝てたからだろ！？」
「…まぁ、遠回りだが一応正解だ。なんでサボって寝てっと水かけられんだと思う。」
「ぁあ！？何言ってんのアンタ」
「如何してだと思う。」
「……。」
「解らないのか？」
「嗚呼～、つまり"僕が悪かったです"って言や気が済むワケ」
(バシっ)
「今なんで殴られたのかも、後でゆっくり考えろ。」
「…ッ！！」
「さて。…解らないのか？」
「だから、俺に自分が悪かったって言わせてぇんだろ。」
「それは"質問の答え"じゃあない。おまけに間違ってる。俺がお前に今やって欲しいのは、"考える事"だ。」
「……何言ってんの？」
「解らないならある程度手伝ってやる。答えろ。わからないのか？」
「…なにが…？」
「何故、お前は水なんかかけられたんだ。」
「…………"悪い事したから"？」
「そうだ。正解だ。悪い事の中味がサボって寝てた事だってのはさっき言ってたな。これも正解だ。じゃあ、どうしてサボって寝てんのが"悪い事"になるんだ？」
「………何言ってんの…？」


***

前の記事といただいたコメントに関して、実は3日3晩くらい考えた。

そんで、その事に関してまた暫く考えていたんだけど、まだ微妙に考え中のまま↑を書いている。続く。