オタクだの腐女子だのBLだのというモノをご存じない方、またそれらに不快感を覚える方は閲覧及び係わり合いになる事をご遠慮下さい。
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薬帥って、サイド話が書きたくて書き始めたんだったよ、と。
終わらす気あったんですかって言われると今ちょっと目を逸らしたいんですが
薬帥自体はBLとしては書いていなくって、その三時創作的に、BLだったらこんなの~、っていう、本編とは矛盾しないんだけどサイド話同士はあんまし整合性取ってない話をね、
まあ、今更ですが。
ちなみに、完全に諦めてしまったという訳でもない。
但し、時間が空き過ぎたので自分の文体が変わってしまっている、という。 うーん。
終わらす気あったんですかって言われると今ちょっと目を逸らしたいんですが
薬帥自体はBLとしては書いていなくって、その三時創作的に、BLだったらこんなの~、っていう、本編とは矛盾しないんだけどサイド話同士はあんまし整合性取ってない話をね、
まあ、今更ですが。
ちなみに、完全に諦めてしまったという訳でもない。
但し、時間が空き過ぎたので自分の文体が変わってしまっている、という。 うーん。
069:夢 /一寸解釈を間違えました
何も出来ない。自分は無力だ。
何処にも行けない。堂々巡りを繰り返すだけ。
「向こうに行きたいんだ。」
朱塗りの回廊の周りは細い木で囲われていて光と緑にあふれ、
幾重にも重なった枝と、見分けの付かない程細い幹との向こう側に、あおいそらがある。
「好きにするといい。此処から出られたらな。」
「うん。」
ゆっくり、ゆっくり、降りる場所を探して歩いていると、同じ男の座っている場所に戻ってくる。
空を示して、向こうへ行きたい、と言う。
お前を置いて行ってしまいたいんだ。
放して欲しいんだ。
男は穏やかに目を細めて、好きにしていい、と言う。
「…うん。」
ぬるい風がくるぶしを擽って、男の前を通り過ぎる歩みを遅いものにする。
出られる筈、外へ行ける筈、
…外へ、行きたい筈。
何も出来ない。自分は無力だ。
何処にも行けない。堂々巡りを繰り返すだけ。
「向こうに行きたいんだ。」
朱塗りの回廊の周りは細い木で囲われていて光と緑にあふれ、
幾重にも重なった枝と、見分けの付かない程細い幹との向こう側に、あおいそらがある。
「好きにするといい。此処から出られたらな。」
「うん。」
ゆっくり、ゆっくり、降りる場所を探して歩いていると、同じ男の座っている場所に戻ってくる。
空を示して、向こうへ行きたい、と言う。
お前を置いて行ってしまいたいんだ。
放して欲しいんだ。
男は穏やかに目を細めて、好きにしていい、と言う。
「…うん。」
ぬるい風がくるぶしを擽って、男の前を通り過ぎる歩みを遅いものにする。
出られる筈、外へ行ける筈、
…外へ、行きたい筈。
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